シニアな愛犬の日常、5月の天気と愛犬のからだ

食欲減退期が停滞したままの愛犬。シニア犬の体調の変化や排泄の問題など、17歳のシニアな愛犬の近況をお伝えします。

日々変化するシニア犬のからだ

5月になりました。愛犬の食欲は大きく変化することなく、まだ停滞期を維持しています。

昨日の不安定な天候や今日の雲の流れを見ていて、5月の空は愛犬の体調のようだなと感じました。

一時、雲が消え日が差し込んできたと思ったら、一変して雲が支配する。

愛犬の体調や食欲も同じです。今日はこんなに良く食べてくれたから、明日は大丈夫だろうと思っていると、まったく食べてくれない。そのような日々が続いています。

ですが、それでもいつもと変わらず、生きる力に満ちた瞳をこちらに向けてくれる愛犬。

愛犬の力強いまなざしは、私の心に立ち込めた雲を消していくのでした。

愛犬の排泄と介助

後肢の衰えや食欲減退による体力的な問題もあるかと思うのですが、介助なしでは排泄ができなくなりました。

また、愛犬が目覚めたとき、すでに排泄が済んでおり、下半身が排泄物だらけになっていることも増えました。

「ぴーぴー」と鳴いて、私に不快なことを知らせる愛犬。

「大丈夫だよ。きちんと出てよかったね」どうしたら愛犬の不安な気持ちを払拭できるかわからず、とにかく愛犬にポジティブな言葉をかけるようにしています。

体の汚れた部分だけ洗いドライヤーで乾かした後、困惑気味な顔をした愛犬を抱きしめます。今までできていたことができなくなる。それも自分の意志に反して。それはとても辛いことだと思います。

「何も怖がらなくていいんだよ」

愛犬はどのように受け止めているかわかりませんが、愛犬に間違えたことをしていないと、何度も伝えています。

愛犬を支える手

愛犬が歩くときに脇の下辺りを両手で支え、愛犬の歩行を手伝っています。

小さな体を両手で包んだときにふと考えます。

愛犬を支える手が、いつまでも愛犬にとって優しく頼れるものであってほしいと。