シニア犬であり心臓疾患を抱えている愛犬。愛犬は年単位で全身のシャンプーができていません。愛犬のからだを洗う負担や獣医師さんからのアドバイス。飼い主のジレンマなど、愛犬のために何をすべきなのか、悩んでいることをお伝えします。
動物病院からアドバイス
愛犬は「重度の呼吸器疾患(僧帽弁閉鎖不全症)」と診断されているため、獣医師さんに「心臓に負担をかけない生活を」と言われています。
そのため、旅行はもちろん外出の制限、車に乗せる時間は、できれば5分~10分など生活に制限があります。
制限の中で気になることが「体が洗いにくい」ことです。
獣医師さんから、体の上半身をまず洗い、何日か後に下半身を洗う方法のアドバイスをいただきました。
また、シャンプーをするときは動物病院の診察時間内に「これから洗います」と、連絡をしてから洗いましょうかと、至れり尽くせりの愛犬さん。
ただ、ロングコートチワワの愛犬の被毛は「とにかく乾きにくい」のです。
特に顔回りの飾り毛は乾かず、自然乾燥をすればさらに絡まる原因となります。
自然乾燥は最近の繁殖も懸念されるため、できれば避けたいことです。
なんとか、愛犬のからだに負担がかからない「シャンプーやドライ」はできないのかな?と迷走中なのです。
「疾病があっても可」というトリミングサロン探し
「怖がり」「極度の緊張症」「他人に心をゆるさない」という、気難しい性格の愛犬にとって、トリミングサロンはかなり敷居の高い場所です。
元気なころ、トリミングサロンでシャンプーなどをしていただいていたのですが、トリミング室に消えていく愛犬の姿は緊張そのもの。
今のからだでは、かなりの負担が予想されます。
また、心臓疾患がある犬を受け入れてくれるかどうかわかりません。
そこで考えたのが「出張トリミング」。
どこかいいところはないのかな?疾病があっても「ゆっくり」洗ってくれるトリマーさんはいないかな?などと、いろいろなインターネットのサイトをあたってみたのですが、見つかりませんでした。
やはりリスクがあることは、トリマーさんも避けたいですよね。
誰かに任せるのではなく、自宅で自分が愛犬を洗ってドライヤーで乾かすしかないのかなぁと思っています。
自宅でできるトリミングは?
今は犬の介護用「からだ拭き」で、定期的に愛犬のからだを拭いています。
ですが、年単位でシャンプーをしていない愛犬。これだけでいいのかな?という疑問がわいてきました。
春ごろになったら、洗おうかな?と考える反面、ただ、「万が一、シャンプーをして何かあったらどうしよう」と思ってしまうのです。
今のところ皮膚にも問題がありませんし、痒がる様子もありません。
そんな愛犬を見て「洗いたいというとこ自体がエゴなのでは?」とまで、考えてしまいます。
愛犬が元気だったころは「たかがシャンプー」でしたが、今では、命の危険を感じることになってしまいました。
被毛を短くカットしてそれから洗う?などとも考えました。
今のところそれが、ベターな気がしています。
暖かくなり、愛犬の体調がいいとき、セルフカットをし、上半身・下半身とゆっくりシャンプーをしてみようかと思っています。
同じような悩み……
シニア犬と暮らしている方や、疾病をもっているコと暮らしている飼い主さんは同じ悩みを抱えているのかな?と、ふと疑問に感じることがあります。
正直なところ「シャンプーをしなくても愛犬は命を落としません」ですが「シャンプーをすることで、愛犬は命を落とす可能性があります」。
これを考え始めると、無限のループに入ってしまい、愛犬のために何をすべきなのか深く考えさせられます。
まだまだ愛犬には側にいてほしいと願っています。
「君はどうしてほしい?」
きっと愛犬は「いつものように足とお尻だけ、洗えばいいんじゃないかな?」そう言う気がしてなりません。
そして私のシャンプーをしたいという思考が、鈍っていくのでした。
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