2022年、大好きな愛犬がいなくなりました。
愛犬と一緒に消えた感情の一部は、どこかに置いてきてしまったようです。
身体に穴が開いたように、静かに消えた心の破片を今も探しています。
愛犬が病気だとわかったとき、
私の命を愛犬に分けたいと思いました。
若干狂気的な思考ですが、我が子のようにかわいがっていた愛犬の死を、
少しでも遠くに追いやれるなら、いくらでも自分の命を分けてもいいと思いました。
今、愛犬の身体を失い、ペットロスと呼ばれる状況にハマっていると感じます。
ペットロスは、どれだけ手を伸ばしても届かない、遠い空に浮かぶ雲をつかもうとするような感覚です。
愛犬に会いたい。そう思っても、会えません。
愛犬の可愛い姿を思い出し、一瞬心が温かくなるのですが、それと同時に視界がぼやけ、前が見えなくなります。
いつか必ず会おうと約束をした愛犬に会えるまで、
この空虚は消えないのかもしれません。
無音の世界にひとり取り残され、重い足を1歩ずつ前に進めています。
愛犬のためにも、前に進まないと。
今、ペットロスで悩んでいる方へ
この悲しみは、いつか消えるかもしれません。
ペットロスにハマっている自分が言うのもおかしいですが、
心の正常運転をするために、急ぐ必要はないと思っています。
それだけ、愛犬を愛していたという事ですから。
今でも愛しているという事ですから。
今は、その真実だけを、見つめていきましょう。
そして静かに、愛犬たちを想い続けませんか?
2022年がそろそろ終わろうとしています。
愛犬が生きた最後の年。
いつまでも、忘れることはないでしょう。
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