シニアな愛犬の日常、君が望むこと

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愛犬と長く一緒に生活をしていると「こうしてほしいのかな?」など、愛犬が望んでいることがわかるようになります。今回は、愛犬が私に望むこと「愛犬の声が聞こえる」お話です。

愛犬がしてほしいこと

愛犬をじっと見ていると、ふと「ん?おやつが食べたいのかな?」と気づきます。
おやつを愛犬にあげると「そうそうこれです」とおいしそうに食べ始める愛犬。

ベッドで横になっている愛犬と目が合い「あ、トイレかな?」と、トイレに連れていくと「そうそう、我慢していたのです」と排泄をする愛犬。

愛犬がシニア期を迎え、このようなことがとても多くなりました。
愛犬が何をしたいのか?どのような気持ちなのか?なんとなくわかるようになりました。

一緒に暮らしてきた長い時間が、愛犬の声を私に届けてくれているのかもしれません。
お互いの気持ちが、言葉を介さなくても伝わるようになったのかもしれません。

小さくちぎったおやつを、ぽろぽろこぼしながら食べる愛犬。
そんな愛犬を見ていると、ほほえましい気持ちと嬉しい気持ちが混ざった、ふわふわしたワタアメのような感情に、心が包まれていきます。

夜中に私を起こす声

夜中に目が覚めると愛犬が座っています。
「起きましたか」と、こちらを見る愛犬。

「お水が飲みたいのかな?」とお水がある場所へ愛犬を連れていきます。
「喉が渇いていたのです」と水を飲み始める愛犬。

自慢ではないのですが、私は地震が来ても、大雨が降っても一度眠ると朝まで起きない自信があります。
ですが、愛犬の小さな「ぴゅーぴゅー」という鳴き声や「ごそごそ」動く音を聞くと、必ず目を覚まします。

お水を一生懸命に「ちゃっちゃっ」と音を立て飲む愛犬。
その音をソファーに座って聞いていると、ウトウトしてしまうことがあります。
(愛犬はゆっくり時間をかけて水を飲むのです)

「はっ」と目が覚めると、じっと愛犬がこちらを見ています。
「飲み終わりましたから、早くお布団で寝ましょう」暗闇の中で、こちらを見て座っている愛犬。

水を飲み終わった愛犬を抱き上げ、まるい愛犬の頭に鼻を付けてにおいをかぎます。
愛犬のにおいに癒やされ、また深い眠りに落ちていくのでした。

君の声が聞こえる

愛犬と暮らしていると、このような不思議なことがたくさん起きます。

お話した他にも「それは嫌です」「怒りますよ」など、愛犬が心地よくない感情も、なんとなく伝わってきます。

ただ、愛犬が夜鳴きをしているときだけは、愛犬の感情がまったく読めなくなります。
私の想像ですが、夜鳴きは無意識で吠えているため、どうしてほしいのか読み取れないのだと思っています。
もしくは、まだまだ熟練度が足りないのかもしれません。

アニマルコミュニケーションなどの高等な技術ではありませんが、愛犬が望んでいることを、なんとなくわかるようになりました。

「愛犬さん、これから何をして遊びますか?」

愛犬はきっとこんな風に私に伝えると思います。
「ノーズワークマットで宝探し遊びがしたいです」

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