今回は「ワンちゃんのための犬情報サイト DOGPAD」に書かせていただいた、愛犬の足についてのお話です。もし、自分が愛犬のように、やりたいことが思うようにできなかったらどうなのだろう?そのようなことを考えながら書かせていただきました。
足の健康について~愛犬が歩行困難になったらどうなるのか?~
3月28日に「ワンちゃんのための犬情報サイト DOGPAD」に掲載された記事です。
骨や関節を大切にしようというお題をいただき、愛犬の足のことを書かせていただきました。若いころには想像できなかった、愛犬の歩行困難。愛犬の足の健康についてのお話です。
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愛犬の後肢と前肢
シニアになった愛犬は、後肢と前肢がまったく別物のように動きます。
前肢はO脚になっていますが、比較的若いころと動きに変化はありません。
ですが、後肢は前肢と逆にX脚になり、思うように動かせません。
犬は後肢の力を主に利用し、走ったり歩いたりしているため、後肢に負担がかかりやすく、愛犬のように後肢がシニアになると動かなくなるコが多くいます。
文中にも書いたのですが、前足の力で後肢を引きずりながら前に進みます。
後肢がほとんど動かない。それでも前に進む愛犬。
動物たちの生命力の強さを、愛犬の行動を通じて改めて学びました。
愛犬が教えてくれたこと
犬たちは、今を生きているといわれています。
そのため過去を悔やんだり未来を恐れたりしません。
愛犬が一生懸命に歩こうとしている姿は、今の自分を受け入れ、理屈などなく単純に「歩きたい」「目的の場所へ行きたい」という強い意志が、前に進む原動力になっているのだと思います。
もし私が愛犬の立場だったら、どうなのだろう?と考えることがあります。
きっと何かのせいにして、前に進むことをあきらめてしまうと思います。
シンプルに前に進むことだけに思考を傾けている愛犬。
「余計なことを考えても結局自分は自分でしかない。それを受け入れて前に進みなさい」
そのように愛犬にいわれているような気がしてなりません。
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