シニアな愛犬の日常、雨の休日と愛犬

シニアな愛犬の日常、雨の日の休日と愛犬ブログ

雨の休日

 

シニアな愛犬の日常、雨の日の休日と愛犬

雨の休日は「今日は何もしなくていいよ」という許しを得たような気分になります。

朝から降り続く雨、さて今日は何をしようか?愛犬はいつも通り、ベッドですやすやと眠っています。

1日中本を読む?1日中映画を観る?愛犬と一緒にまた眠る?雨の日の休日は、私を自由にしてくれます。不便なことを不便と考えない、雨が降っているのなら家でじっくり何かをすればいい。

冬に生まれた愛犬と秋に生まれた私は、輝かしく照り付ける夏の日差しよりも、斜めから差し込むノスタルジックな日差しの方が好きなのかもしれません。

雨の日の休日、聞こえるのは地面にたたきつける雨の音だけ。今日は結構降っているな……。

さて、何をしよう。

 

ちょっと困る訪問者

 

雨が降り続くと、自宅の中にちょっと困った訪問者がやってきます。

嫌いな方も多いと思いますが、その訪問者は「蜘蛛」です。1ミリくらいのちっちゃい蜘蛛から、わりと存在感のある蜘蛛まで、どこからやってくるのかバリエーション豊富な方々が訪れます。

ちっちゃい蜘蛛は、ティッシュペーパーで包んで逃がします。ですが、さすがに存在感がある蜘蛛と対面したときは少し躊躇します。

この訪問者をどうやって帰そうか……?かなり昔、パトリスジュリアンのワークショップに参加したとき、パトリスは「ここは君の来る場所ではないんだよ、だから帰ってもらえないかな?」と虫たちに話しかけて、家や庭から出て行ってもらっていたそうです。

目の前にいるこの蜘蛛は、果たして帰ってくれるのだろうか?と再び長考。

愛犬がいる部屋で殺虫剤は使いたくありません。倉庫の中にあった箱の中に、その訪問者を閉じ込め、無事外に帰ってもらいました。

 

 

雨とシニアな愛犬との休日

 

シニアな愛犬の日常、雨の日の休日と愛犬

 

時間は刻々と過ぎていきます。雨の日の休日も、もう夕刻を迎えていました。

今日やったことって何だろう?

困った訪問者を外に逃がし、短編小説を少し読み、ミュージックビデオを何本か観た。愛犬の足をマッサージし、顔の汚れを拭き、今日も大好きだということを伝えただけ……。そういえばサンスベリアの苗も植え替えました。(この時期にやったらいけないんですけどね)

計画は思い通りにいかないもの。だから面白いのかもしれません。何もかもが計画通りにいったら、やることがなくなってしまいます。

不完全な自分と、不完全なものすら容認している愛犬。

雨の日の休日はあと少しで終わります。平穏で何もないけれど、気持ちがいい1日でした。

人見知りで怖がりの愛犬と、派手な太陽が似合わない私には、今日みたいな静かな休日が似合っているのかもしれません。

また暑くなるのかな?非現実的な休日から現実の世界へ。

君が側にいてくれたら、明日もきっと素敵な1日になるだろうね。

さて、明日は何をしようか、計画という名の空想の憧れを一緒に考えようか。

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