ふと気がつくと、眠っている愛犬に巻き付くフリース。なぜそうなるのか?その経過を発見しました。シニア犬の眠りと、ぐるぐる巻きになるフリースのお話です。
土曜日のできごと
先週の土曜日、読書をしながら、眠っている愛犬を観察していると、あることに気づきました。
いつも、発見した時には愛犬にかけているフリースが、愛犬にぐるぐる巻ついています。
どうやったらこんなにからだに巻き付くのだろう?と、不思議に思っていました。
そしてついに、その現場を押さえたのです。
徐々にぐるぐる巻きに……?
すやすやと眠る愛犬。ときどき寝返りのように、体勢を変えます。
後ろ足が思うように動かないため、後肢を軸に前肢で少しずつ回転をするように、寝返りをうっているのです。
簡単に説明をすると、アナログ時計の時針のような感じです。
ゆっくり動いていたため、なかなか気づかなかったのだと思います。
じわじわと回転する愛犬。そして徐々にぐるぐる巻きになるフリース。
じわじわ……。ぐるぐる……。
時間をかけて愛犬を観察していました。
フリースが大きかったからでしょうか?今回の「ぐるぐる巻き事件」は、未遂に終わりました。
愛犬の困った顔とフリース
こちらが「ぐるぐる巻き」になった愛犬。
なんとも困惑している表情が、たまりません。
できるだけ、ぐるぐる巻きになる前に、救出しているのですが、ここまでぐるぐる巻きになると、「見事」のひとことです。
フリースは、強く絡まっているわけではないため、足に影響はないと考えています。
「こんなになっているんですが……」と困惑する愛犬。
「実はね、それは、君が眠りながら、ぐるぐる巻きにしていたんだよ」。
かわいい顔をして悩む愛犬が、たまらなく愛おしく感じる瞬間です。
シニアな愛犬と過ごす日々
静かで穏やかな時間。シニアな愛犬と過ごす日々は、小さなできごとでさえ特別に感じます。
後肢が動かしにくいため、ぐるぐる巻きになることは、愛犬にとって「いいこと」ではありませんが、気づかぬ間にそうなっているということは、熟睡できている証でもあります。
「君がぐるぐる巻きになったら、助けに行くから、安心して眠っていいよ」。
ぐるぐる巻きになりそうなフリースをそっと整え、愛犬の優しい寝息とぬくもりに幸せを感じるのでした。
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